いちからはじめる GMT その11 - pstext -G -W -C

2009年 1月 2日 掲載


今回は pstext の出力に色をつけてみよう. ペンの色の変更だから -Wred かな.

$ echo "0 0 32 0 0 MC Red snake, come on!" > redsnake.txt
$ pstext redsnake.txt -R-3/3/-1/1 -Jx2 -Wred > redsnake.eps

pstext -W

あれ?文字じゃなくて文字枠の矩形内が塗りつぶされてしまった.

man をちゃんと読もう.文字の色を変えるのは -Gオプションである. 文字を「塗る」,ということなのかな?

$ pstext redsnake.txt -R-3/3/-1/1 -Jx2 -Gred > redsnake.eps

pstext -G

-Wオプションでは,文字枠内に色がついたが,文字枠を描画することもできる. -W に ,o とつづける.

$ pstext redsnake.txt -R-3/3/-1/1 -Jx2 -Wred,o > redsnake.eps

pstext -W,o

この「,o」を大文字「,O」にかえると,角が丸くなる.

$ pstext redsnake.txt -R-3/3/-1/1 -Jx2 -Wred,O > redsnake.eps

pstext -W,O

枠線の線の色や線種は psxy -W のときと同じように指定することができる. 以下の例では,太さ 5 の赤い破線にしてみた.

$ pstext redsnake.txt -R-3/3/-1/1 -Jx2 -W,O,5,red,- > redsnake.eps

pstext -W,O,5,red,-

文字枠の大きさは,-Cオプション(Clearance)で空きを指定することで変えることができる.

$ pstext redsnake.txt -R-3/3/-1/1 -Jx2 -W,O,5,red,- -C0.5 > redsnake.eps

pstext -W,O,5,red,- -C0.5


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